【詐欺】バイナリーオプションのシグナルツールを使っても稼げない理由

お金

なぜか勝率80%のシグナルツールを使っても利益を生み出すことはできません。実際に僕も50万円で購入したツールを半年ほど使ってみましたが、勝率70~80%でも利益はマイナスでした。

その理由は、マーチンゲール法で勝率計算したり引き分けをノーカウントにしたりして、得られる利益以上に勝率を高く見せているからです。詳しく解説していきます。

バイナリーオプションとは

バイナリーオプションとは、ある一定期間の為替の値動きの上下を予想する取引のことです。

例えば「5分後に下落する」と予想し1万円を賭けて、予想通り5分後に下落していれば8,500円の利益を得ることができます(ペイアウト率1.85倍)。予想に反し上昇してしまった場合は賭けた1万円を失います。

一見すると簡単に見えますが、非常にギャンブル性が高いので短時間で大きな損失を出してしまう可能性があります。

シグナルツールはチャート上に矢印を出現させ、売買タイミングを指示してくれます。

勝率80%でも稼げない理由

マーチンゲール法で勝率計算されている

マーチンゲール法とは「賭けた額で負けたら、次はその倍額賭ける」というカジノの手法です。これを繰り返すことで理論上負けることはないと言われています。しかし負けが続いていけば損失はどんどん膨れ上がっていきます。

シグナルツールは、この方法を損失後に1回、必ず行います。1万円掛けて負けたら2万円掛けて、1回目の損失を取り戻します。もしも2回目も負ければ損失は3万円に膨れ上がります

ではマーチンゲール法を用いて勝率計算した場合なぜ利益を出せないのでしょうか。僕が実際に使って勝率70~80%だったのでこの数字を使って解説していきます。

1万円で10回取引して勝率70%だった場合(ペイアウト率1.85倍)

通常であれば7万円勝って、3万円負けるので利益は4万円になります。

しかし、負けたときはマーチンゲール法によって1回につき3万円失っているので、損失は9万円となります。勝った時のペイアウト率も換算すると合計は-3万円となります。

これでは稼げるはずはありません。

1万円で10回取引して勝率80%だった場合(ペイアウト率1.85倍)

こちらも通常であれば8万円勝ち、2万円負けとなるのですが、マーチンゲール法によって損失は6万円、ペイアウト率も換算すると利益は+8,000円です。

この水準でようやく少しの利益が生まれます。

勝率70~80%ではやればやるほど貧乏になっていきます。

引き分けはノーカウントに

バイナリーオプション(ハイローオーストラリア)に引き分け判定はありません。予想した値段と同じ値段で取引を終えた場合は負け判定となります。

しかしシグナルツールでは引き分け判定となり、勝率計算には含まれません。エントリーは途中で取り消せないので、勝率とは関係のないところで損失を生む結果となります。

まとめ

販売者からすると利益が出なくても勝率80%と言えば、初心者に売れるので便利なものだと思います。

マルチ商法の組織内では、ツールを使って実際に利益を出す人も現れます。2択のギャンブルなので勝つ人もいて当然なのですが、組織はそんな人に「ツールに従ってれば勝てるよ」と言い、反対に損失を出している人には「投資家心理のせいだよ」と本人に責任を付けます。前者はますます信者になっていき、後者は「勝てないのは自分のせいだ」と反省します。

投資系マルチ商法の組織と関わる以上は、勝っても負けても不幸なのです。

当たるも八卦、当たらぬも八卦

まさにバイナリーオプションのことだな