【マルチ商法】50万円の情報商材を購入した後はどうなるのか(体験談)

お金

この記事は【マルチ商法】50万円の投資USBを買わされるまでの流れの続きです。

投資USB購入後はクーリング・オフ期間があります。その期間も含め、セミナーミーティングイベントに参加することになります。これらの活動を実体験ベースで解説していきます。

クーリング・オフ期間

クーリング・オフとは特定商取引に関する法律です。契約書を受け取った日から8日以内であれば、「書面」による一方的な意思表示により契約の撤回・解約ができます。

販売者側はこのクーリング・オフ期間が終わるまでは勧誘活動に関して一切明言せず、クーリング・オフ期間終了後に一気に勧誘推しをしてきます。巧妙です。

また、ここでは組織のことを「環境」、勧誘活動のことを「ビジネス」と都合の良い言葉に置き換えていました。ちなみにミーティングする側の人は「上の人」と呼ばれ神格化されていました。

主な活動内容

セミナー

主に渋谷の会場で週に1度行われていました。信者が100人くらいは集まっていましたが、そのほとんどが20代の男子大学生です。講演者は20代半ばで参加費は1000円でした。外部セミナーと内部セミナーがありました。

外部セミナーでは、外部講師(おそらく雇われた演者)が投資について熱弁します。資産が2億円と公言していました。外部講師のはずなのに定期的に彼とのミーティングが開かれていました。内容は専門的なので初心者が聞いたら凄いなあと思うかもしれませんが、経済番組をを毎朝見れば同じくらいの知識は得られます。

内部セミナーでは、いつもミーティングをしている「上の人」が壇上に立ちます。前半は基本的な投資の話。後半は「時間の使い方」などの自己啓発です。「稼いでる人の真似をしていれば稼げる」「一人一人が意識した行動を取る」などの言葉を信者が頷いて聞いています。

セミナーには、クーリング・オフ期間が終わっていない人も参加しているため、ビジネス(勧誘)の話は出しません。信者には「許可制だから」と言って通しています。

ミーティング

主に渋谷のカフェで週に1~2回行われました。紹介者である友人と並んで対面する「上の人」の話を聞きます。カフェでノートを広げてお金の話をしている、3人組を見かけたらそれです。

初めはバイナリーオプションの使い方、基本的な投資の知識(ボリンジャーバンド・RSI)についてを教わりました。内容は特別なものではなく、ググれば出てくる程度です。

8日が過ぎクーリング・オフ期間が終了すると「ビジネス(勧誘)」の許可がおります。許可制にして特別なものであると錯覚させてきます。そこでこんな話をされました。

「資金がないと投資はできない。まずはお金を貯めるところから。」

「バイトは非効率。ビジネス(勧誘)なら一人紹介すれば6万円もらえる。」

「稼いでる人はみんなビジネス(勧誘)をやってきた。俺は8人紹介した。」

学生ローンを組まされて資金繰りができないことをいいことに勧誘行為を勧めてきました。ここで言われるがままに動いてしまう信者によって被害が末広がりに増えるのです。

それからというもの、ミーティングは勧誘活動の進捗報告がメインになりました。進捗が滞っていると叱られたり、人格否定されます。

イベント

2~3ヶ月に1度、クラブ貸し切りやクルーズ船貸し切りのイベントがありました。グループ内の交流や友達を呼んで勧誘に繋げることが目的でした。SNSでの発信もOKでした。ウェイ系大学生が非常に多い集団なので盛り上がっていました。

まとめ

勧誘を受けてからクーリング・オフ期間が終わると勧誘する側に回されます。ミーティングやセミナーは洗脳が目的です。洗脳が完成すると「上の人の言っている通りにすれば稼げるようになる」と信じて疑わなくなります。また、投資をしていない人を見下しているので部外者の声に耳を貸さなくなります。

勧誘行為を受けたら、このような裏があるので必ず断り、投資ツールに大金をはたいてしまったらクーリング・オフ制度を利用して8日以内にお金を取り返してください。ここで取り返さないと泣き寝入りすることになってしまいます。

金の切れ目が縁の切れ目

なんだか凄まじい説得力だな